益子陶芸俱楽部 ワークショップ 2026
2026年10月26日(月) ~ 10月28日(水)
益子陶芸俱楽部では、このたび益子・笠間を代表する陶芸家による特別ワークショップを開催いたします。
国内外で活躍する陶芸家による実演・講義・実技指導を通して、日本陶芸の技術と精神に触れていただける3日間です。
益子陶芸俱楽部について
益子陶芸俱楽部は、1970年代に古木良一によって設立されました。創設以来、「陶芸文化を次世代へ伝えること」を理念に掲げ、初心者からプロフェッショナルまで、世界中の陶芸愛好家を迎え入れています。
現在は古木一生が代表を務め、薪窯・ガス窯の焼成管理や指導を担当、古木まゆがワークショップ、陶芸教室、宿泊施設の運営・予約管理を担当しています。
世界各国から陶芸家が集い、学び合う国際的な交流拠点として活動しています。
講師紹介
10月26日 / 穂高隆児(笠間)
穂高隆児(1976〜)は、日本料理人として16年間の経験を積んだ後、34歳で陶芸家へ転身しました。
料理人時代には、在スペイン日本国大使公邸の料理人を務め、2001年には皇太子時代の天皇陛下がマドリードの日本国大使館を訪問された際、料理を提供する栄誉にも恵まれました。
料理を創造する中で、「料理と器は一体となって初めて完成する」という考えに至り、器づくりへの関心を深めたことが、陶芸家を志す大きな転機となりました。
2013年以降は全国各地で個展を開催するとともに、「生涯を通して一日一碗の茶碗をつくる」という目標を掲げて制作を続け、現在までに制作した茶碗は3,000碗を超えています。
穂高氏の作品は、料理人として培った感性が色濃く反映され、「料理を最も美しく引き立てる器」として高い評価を受けています。
織部、灰釉、鉄釉をはじめとする多彩な釉薬や技法を自在に用いながら、実用性と造形美を兼ね備えた作品を生み出し続けています。
10月27日 / 金溶萬(韓国)
韓国出身。30年以上にわたり陶芸制作を続け、20年以上益子を拠点に活動しています。
略歴
| 1971年 | 韓国生まれ |
|---|---|
| 1998年 | 忠南大学芸術学部卒業 忠清南道美術展・大田市美術展入選 グループ展多数開催 3年間の修業を経て独立 |
| 2002年 | 来日 |
| 2002〜2004年 | 佐久間藤太郎窯にて修業 |
| 2005年 | Joyful Honda四人展、益子陶芸俱楽部個展 |
| 2006年 | M-Styleグループ展 |
| 2007年 | 京阪シックスギャラリー個展 |
| 2008年 | 東京「にん」個展 |
作家紹介
電動ろくろが普及する以前、陶芸の世界では長い間「蹴ろくろ」が用いられてきました。蹴ろくろによる制作には、高度な技術はもちろん、優れた身体感覚と集中力が求められます。現在では習得者も少なくなったこの伝統技法を、金溶萬先生は今なお受け継ぎ、ワークショップではその卓越した技術をご覧いただきます。
先生は蹴ろくろを用いて大型の壺や、韓国の伝統的な保存容器である「オンギ」を制作し、貴重な陶芸文化の継承に取り組んでいます。オンギはキムチや味噌、醤油などの発酵・保存に用いられてきた、韓国の食文化を支える代表的な焼き物です。
金先生は一般にはあまり知られていませんが、陶芸家の間では大型オンギ制作の第一人者として高く評価されています。紐土を積み上げる技法によって大作を自在に成形する一方、実用性に優れた器も数多く制作しています。また、立体作品にはユーモアと自由な発想が息づき、卓越した技術と豊かな創造性を兼ね備えた、唯一無二の作風を生み出しています。
10月28日 / 松崎健
1950年東京都生まれ。
現代日本を代表する陶芸家の一人であり、国内外で高い評価を受けています。
1972年に玉川大学芸術学部陶芸専攻を卒業後、人間国宝(重要無形文化財「民芸陶器」保持者)である島岡達三氏に5年間師事し、民藝運動の流れを汲む益子焼の伝統と精神を学びました。その後、栃木県益子町に「遊心窯」を築窯し、独立。現在も益子を拠点に精力的な制作活動を続けています。
民藝の思想と伝統を深く受け継ぎながらも、織部、志野、窯変など多彩な釉薬表現を取り入れた独自の作風を確立し、力強い造形と豊かな表情を持つ作品を数多く生み出しています。
その作品は日本国内にとどまらず、ニューヨーク、ボストン、イギリスをはじめ世界各地で展覧会が開催され、世界中の美術館、コレクター、陶芸愛好家から高い評価を受けています。
数ある作品の中でも、とりわけ高く評価されているのが、薪窯による穴窯窯変作品です。伝統的な穴窯で焼成されるこれらの作品は、焼成中に炎や灰、熱が自然にもたらす偶然の作用によって、一点ごとに異なる景色や色彩を生み出します。その豊かな表情は、自然の力と陶芸家の感性が響き合う、松崎健ならではの世界観を象徴しています。

ワークショップ日程
参加者の皆様は10月25日に各自ホテルへチェックインしてください。
宿泊施設のおすすめはページ下部をご覧ください。
10月26日(月) 穂高隆児 茶碗制作デモンストレーション・実技講座
| 08:50 | 益子陶芸俱楽部ロビー集合 |
|---|---|
| 09:00〜12:00 | 【デモンストレーション】 ・練り込み技法について ・茶碗制作の基本 ・理想的な寸法・重量バランス ・自然な表情や景色の作り方 |
| 12:00〜13:00 | 昼食 |
| 13:00〜16:00 | 【実技ワークショップ】 午前の内容をもとに、参加者それぞれが茶碗制作を行います。 益子の土を使用し、穂高先生の直接指導のもと制作していただきます。 制作後は複数の釉薬からお好きなものを選択できます。 焼成(ガス窯)および発送は益子陶芸俱楽部が担当いたします。 ※焼成費・送料は参加費に含まれていません。 当日現金でお支払いをお願いいたします。 |
| 16:00 | 終了 |
10月27日(火) 金溶萬 オンギ制作・ろくろ実演
| 08:45 | 益子陶芸俱楽部ロビー集合 |
|---|---|
| 09:00〜12:00 | 【韓国伝統の保存容器「オンギ」の制作実演】 太い紐土を積み上げながら大型作品を制作する工程を実演し、 ・強度 ・左右対称の造形 ・バランス ・美しいフォルム など、大型作品制作に必要な技術を解説します。 |
| 12:00〜13:00 | 昼食 |
| 13:00〜16:00 | 【ろくろ実演】 益子を代表するろくろの名手である金先生が、 ・同じ形・寸法を正確に作る技術 ・生産陶芸における考え方 ・手の使い方 ・寸法管理 について実演・解説します。 |
| 16:00 | 終了 |
10月28日(水) 松崎健 デモンストレーション・工房見学
| 08:45 | 益子陶芸俱楽部ロビー集合 |
|---|---|
| 09:00〜10:15 | 【デモンストレーション】 松崎先生が代表作を制作する工程を公開します。 第一線で活躍する陶芸家の制作を間近で見学できる貴重な機会です。 |
| 10:15〜10:30 | 休憩 |
| 10:30〜11:45 | デモンストレーション |
| 12:00〜13:00 | 昼食 |
| 12:50 | タクシーで松崎健先生の工房へ移動 |
| 13:00〜16:00 | 【工房見学】 松崎先生が工房を特別公開し、 ・制作環境 ・作業工程 ・窯 ・ギャラリー をご案内いただきます。 作品を直接ご購入いただくことも可能です。 |
| 16:00 | タクシーで益子陶芸俱楽部へ戻り、現地解散 |
参加申込・お支払い
| 定員 | 15〜17名 |
|---|---|
| 参加費 | 140,000円(税込) |
| お支払いについて | 参加申込後、7日以内に参加費全額をお振込みください。 入金確認をもって正式なお申込み完了となります。参加費は100%事前払い・返金不可となります。 ご入金が確認できない場合はご参加いただけません。 本ワークショップは3日間通しでの開催です。1日のみの参加・申込みはできません。 また、お客様都合によるキャンセルの場合も参加費の返金はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 |
| お申込み | workshops.mashiko.tougei.club@gmail.com |
| お振込先 | 銀行名:足利銀行 支店名:益子支店 支店番号:195 口座種別:普通 口座番号:5029009 口座名義:益子陶芸俱楽部インターナショナル株式会社 住所:〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子4230 TEL: 0285-72-3866 |
| 参加費に含まれるもの | ・ワークショップ受講料(3日間) ・益子陶芸俱楽部施設使用料 ・粘土代 ・松崎健先生工房までのタクシー送迎 |
宿泊施設のご案内
・益子陶芸俱楽部 ゲストハウス「古民家 古木」
益子陶芸俱楽部敷地内にある築200〜300年の古民家を移築・再生した宿泊施設です。
畳の客室、縁側、囲炉裏など、日本の伝統的な暮らしを感じられる空間でお過ごしいただけます。
ワークショップ会場まで徒歩0分のため、最もおすすめの宿泊施設です。
ご予約・お問い合わせ info@mashiko-tougei-club.jp
益子へのアクセス
益子町公式アクセスガイド
東京から高速バスをご利用の場合
秋葉原発「やきものライナー」が最も便利です。
※午後便のみ運行(15:10/17:10/18:20)
成田空港から
アクセス案内
推奨ルート 成田空港 → 東京駅 → 宇都宮駅(東北新幹線) → 益子
羽田空港から
アクセス案内
推奨ルート 羽田空港 → 東京駅 → 宇都宮駅(東北新幹線) → 益子
ルート検索






















